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ビジョン

2024年度 年間聖句

あなたがたはキリストのからだであって、ひとりひとりは各器官なのです。

新約聖書 コリント人への手紙第一12章27節

横浜さちが丘キリスト教会の理念

① ミッションステートメント(宣教、弟子化、派遣)

「普段全く教会に行っていない人たちに福音をつたえ、救いに導き、その人たちをキリストの弟子、福音の宣教者として派遣する教会。」

宣教、弟子化、派遣というミッションステートメントは、私たちには立派すぎるものでしょうか。しかしこのことはイエス様が天に帰られる前、弟子たちに命じられたことであり、そのご命令は弟子たちと同じ信仰を受け継ぐ私たちにとっても同じです。大切なのは使徒たちと同じ方向に進んでいこうとすることです。

② 私達の願う教会像

〇(信徒主体)  信徒たちが自分に与えられた賜物を用いて、生き生きと主体的に主に仕え、教会形成にかかわる教会。

「与えられた賜物を用いて、生き生きと主体的に主に仕え、教会形成にかかわる」ということにおいては、兄弟姉妹が自分の持てるものを一生懸命ささげてくださっている教会だと思います。神さまから与えられた職務として、牧師が前に立って教会を指導することが目立つのは否めませんが、その前の話し合いの段階では、牧師も神様の前の一信徒として本音で話し合い、教会の決定に従っていくことを旨としてきました。
ただ将来的には、今牧師のしていることを信徒の方たちが担っていっていただく部分が増えていくことを願っています。

〇 (一つの体)  幼い子供からお年寄りまで、一つの体として重荷を負いあい、祈りあい、支えあっていく教会。

このことが現段階で具体化されているのが私たちの教会の礼拝です。全年齢層が神様の前に一堂に礼拝をささげる、これはCSがないゆえにしていることではありません。キリストのからだとして、全年齢層が、礼拝に主体的に参画できるようプログラムに配慮がなされているということです。
しかし「一つの体として重荷を負いあい、祈りあい、支えあっていく」ということに関しては、毎月の祈りの課題を出すだけでなく、全体での祈りの機会を増やすなど、もう少し具体的なことをした方がよいと思っています。

〇 (地域に根差す)  地域の人々の必要に届くことを常に意識し、地域の人たちとコンタクトを持ち、ともに愛の業に励んでいく教会

地域の人とのコンタクトという面では、新会堂が完成したときに近隣の方たちを招いてお披露目会をしたり、牧師が町内会に入ったり、公園の清掃に参加したりしました。またクリスマスの時にいつも祈っている近隣の方たちに手作りのクランツをさし上げました。これからは、ふだんの関わりの中で町内会や近隣の方たちにどのように教会に来ていただけるか、伝道を第一の目的とするものと、あまりキリスト教色を前面に出さないプログラムの両方があっていいと思います。

〇 (聖霊の働く教会)  聖霊が一人一人の信仰生活、礼拝をはじめとする教会の各集会、そして教会のすべての活動に豊かに働かれる教会。

このことは教会のいのちの部分と考えます。そしてこのことで私自身の反省として、聖霊の働きを求めて、教会がもっと祈り求めるべきであったということです。使徒たちが、聖霊が天から下られる前にイエス様から「エルサレムにとどまって祈れ」と命じられたように、聖霊の働きのためには「求める祈り」が必要です。

理念実現のために求められる働き

① 宣教中心の教会のプログラムと初心者が熟練した主の働き人になるための教育プログラム

「宣教中心」の教会プログラムということは、改めて考え直していかなければなりません。今、新しい方が最も来る可能性があるのが礼拝ですが、その礼拝のあり方が問われている時代にきているように思います。また「初心者が熟練した主の働き人になるための教育プログラム」とあるプログラムは、「入門クラス」から始まり、「受洗準備クラス」、「受洗後クラス」とオリジナルのものができるようになっって来ました。後はこの教会にあった弟子訓練コースが待たれています。

② 新しい人でもすぐに用いられていく奉仕の場所。

洗礼を受けられた方はもとより、新しく集い始めてくださった方たちと、奉仕を通しての交わりの場がもっとあってもいいと思います。たとえばその方の賜物にもよりますが、会員の方でなくても、企画や準備の段階から積極的にかかわっていただくことをお願いしてもよいのではないでしょうか。

③ お互いを知り、分かち合い、祈りあう小グループ活動。

お互いのことをもっと知っていく意味で、教会全体としての交わりの場が必要だと思います。ある教会では毎月一度、愛さんの時にその月の誕生日の方を祝う時を持ちます。その時愛さんに参加している誕生月の方に近況を分かちあっていただいて祈る時を持ったりします。
また「お互いを知り、分かち合い、祈りあう小グループ活動」として、礼拝後の分かち合いのほか、小グループでの祈りが積極的に行われるように奨励する必要があると思っています。

④ 町内会とのかかわり。町の活動への可能な限りの参加。伝道を直接的な目的としない、イベント活動。

町の活動は日曜が主なので公園の清掃が今の段階でできる唯一のこととしてあげられます。それならば教会に来ていただく「伝道を直接的な目的としない、イベント」は何ができるでしょうか。コンサートや映画会などはその一つです。

⑤ 祈り会の充実と祈りの体質作り。

このことは「聖霊の働く教会」という欄でも書きましたが、2010年度の私たちに「祈り会」という場がもう少し必要であったと痛感しています。